先日、某自治体様の保育士さん向けの研修会で登壇しました。
通常講演では、現地(近く)に1時間前には入り、カフェなどでスライド資料を見返したり、講義の冒頭に入れる話題を探すために街を散策したりします。
今回は、最寄り駅近くのコメダ珈琲に立ち寄りました。
コーヒーは、トイレを催すので、豆乳オーレを初めて注文しました。
で、出てきたのが上の写真です。
「豆」というシールが貼っているんですね。
確かにカフェオレと見た目が一緒なので、間違えやすいです。
おお!まさに「視覚支援」だよなあ。
他にコーヒーと間違えない方法としては、カップを別物にする、という手もあると思いますが、シールを貼るだけでコーヒーと豆乳の区別ができるという意味では、「カップ自体を変える必要がない」ということに。
これって、発達障害の子どもへの手立てと同じだなと思いました。
◆環境を変える=豆というシールを貼る
◆カップ自体は変えなくて良い=子どもを無理に変える必要はない
子どもの発達支援も豆乳オーレも、少しの工夫でみんな快適に。
発達の専門家は、この「少しの工夫のアイディア」を提供できなければならないのです。
ということで、ぼくも日々バージョンアップするための努力をしていきたいと思いました。
ちなみにこの日の講演は、豆乳パワーのおかげで、自分の中では95%の出来でした。