神戸新聞で新しい記事を書きました。
今回はまとめて2つの記事を紹介します。
1つ目は、「「2歳になったのに…」「一方的に喋るだけ」言葉の遅れが気になったら、運動発達をチェックしてみよう」です。
神戸新聞で記事を書きました。言葉の遅れが気になったら、まず運動発達を見てみてください。低緊張や超不器用だと、発達特性による言葉の遅れも考えられます▶「2歳になったのに…」「一方的に喋るだけ」言葉の遅れが気になったら、運動発達をチェックしてみよう https://t.co/U0JMJe6ovT
— 西村 猛@社長理学療法士×療育系YouTuber (@seinosuke2013) February 24, 2021
運動発達は、すべての発達の基本です。
言葉の遅れが気になった時に運動発達を見てみると、何らかの特性がありそうなのか、もう少し様子を見てみるだけでいいのか、といったことはある程度予測はつきます。
以前の動画でもお話していますが、運動発達を専門とする理学療法士や作業療法士の方は、運動発達から特性を見抜いているものです。
そのくらい、運動と言葉の発達は関連している、ということなので、もし言葉の遅れが気になった場合は、これまでの生育歴の中で、記事に書いているようなことが当てはまらないかについて、一度チェックしてみてください。
2つ目は、「就学・入園も間近なのに…「椅子に真っ直ぐに座れない!」「5分も持たない」実は原因は色々、対処法も別」です。
神戸新聞で記事を書きました。今回は椅子に真っ直ぐ座れない原因と対処法です。
① 体幹筋の持久力が弱い
② 体幹筋の低緊張
③ 動いている刺激を求めてしまう
▶就学・入園も間近なのに…「椅子に真っ直ぐに座れない!」「5分も持たない」実は原因は色々、対処法も別 https://t.co/EzFD14V3tu— 西村 猛@社長理学療法士×療育系YouTuber (@seinosuke2013) March 11, 2021
真っ直ぐに椅子に座れない、という課題は多くの保育士さんから伺うことです。
これについては、2つに分けて理由を考える必要があります。
一つは、記事の中で上げた理由①の「体幹筋の持久力が弱い」ということ。
これは、純粋に持久力を高める運動を行っていけば自然に解決します。
気をつけておくべきことは、理由②と③です。
低緊張はもともと生まれ持ったものなので、運動をたくさんさせたから低緊張が改善するというものではないということ。
動いている刺激を求めている子は、「動いていると安心する」ので、(ある意味)仕方なく動き回ってしまう(離席する)」ということ。
つまり、この2点については、子どものやる気や心がけの問題ではない、ということを大人が知っておくことが大切です。
そうでないと、「この子はやる気がない」「何度言えば分かるの」など、間違った声掛けになってしまいます。
具体的な解決方法は、記事をご覧ください。