【新規事業所立ち上げ顛末】物件が決まってひと安心。物件選びで感じた障害に対する偏見と、それに負けない思考の仕方

新規事業所の立ち上げに伴い、今年の5月頃から始めた物件探し。

いくつも候補はあったのですが、事業所の開設基準に満たない物件、広さが足りない物件など、物件選びは難航しました。

条件が合わない、というのは仕方がない話ですが、納得できかねる理由で断られる物件もいくつかありました。

 

その理由は、「発達障害のあるお子さんは、ちょっと・・・」というもの。

不動産業界は、まだまだ偏見などがはびこっています。

 

反対に言うと、児童発達支援事業所や放課後等デイサービス事業所が入っている建物というのは、「事業所運営の許可が出ている=理解あるオーナー」、ということですね。

 

保育所等訪問支援事業でも同じように、「門扉が開けた園」と「入るべからずの園」とがあることを実感します。

学校でも同じです。

だからといって、私はそんな理解ない人たちに「分かって欲しい」と思い、エネルギーを注力するべきではないと思います。

理解してくれる人(や環境)を大切にすることが、まずするべきことだと思います。

 

なぜなら、差別的な人がいなくなることはありませんし、いくら時間を割いても分かってくれない人は絶対にいます。厳しい言い方ですが、それが社会です。

そんなことに時間や労力を使うくらいなら、理解ある方との信頼関係を作ることのほうが大事です。

もっと分かりやすく言うと、「レベルの低い人を相手にしていると、自分もレベルが低くなってしまう」ので、レベルの高い人と良い関係を築くことが大切です。

そのためには、自分が凛としているべきです。

 

園や学校においても、全然理解してくれないところもあるでしょう。

一度や二度は、理解してもらえるように働きかけをしてみることは必要だと思いますが、「こりゃダメだ」と判断したら、そこから離れるというのが一番です。

味方は、必ずいます。

 

とまあ、物件の話から主題がそれましたが、無事物件が決まってホッとしているのが、現在の心境です。

 

ところで、今運営中の物件も、今回の物件も、同じ仲介業者さんにお願いしました。

神戸市東灘区岡本にある、「岡本住建」さんです。

こちらのご担当の方は、仕事が丁寧、親切、気配り・心配りが抜群で、メールで連絡したら、30分もしないうちに返信メールが届くくらいのスピード感を持った仕事をされています。

 

ぼくの事業所も、丁寧・気配り・心配り・丁寧な説明などをスタッフの行動指針に掲げていますので、物件探しをお願いしながら、色々と学ばせていただきました。

 

神戸市東部あたりで、物件をお探しの方は、ぜひ阪急岡本駅近くの「岡本住建」さんに、ご依頼してみることをお勧めします。

別にプロモーションは依頼されていません(笑)。