経営者が社員を見る8つのポイントと、社員と経営者で立場が違っても理解しあえるためのポイント3つ

この記事によると、社長が社員を見る時のポイントが8つあるそうです。

①ビジネス環境を理解し、柔軟に変化に適応できているか
②オーナーシップ(仕事に対する強い当事者意識)を持って仕事を進めているか
③顧客志向で仕事をしているか
④結果志向で目指すゴールを達成しているか
⑤不断の改善と変革をしているか
⑥チームワークと協働を図っているか
⑦正しい価値観を持っているか、正しい基本原則や判断軸を使っているか
⑧自発的に自己開発をしているか

どれも、「なるほど、全くそうだな」という印象です。

当然経営者も、この8つのポイントを自分で戒めながら運営する姿勢が求められると思います。

 

しかし、そこには「立場による見え方の違い」は存在します。

それは「見える世界が180度違う」ということ。

ぼくは野球のポジショニングの違いのようだなと思います。

社員=ファーストやショート、ライトなどの野手

経営者=キャッチャー

見え方が違うので、お互いが理解しあうことはなかなか難しいのが現状だと思うのですが、そこはそれ。

お互いにクロスポイントを見つけて、節度と配慮を持って関係性を構築することは可能だと思います。

ただ、そのためにはお互い気をつけておくべきポイントがあります。

社員=自分の発言力は会社への貢献度に比例するという事実を理解すること

経営者=感情で物事の善し悪しや人を判断しないこと

 

そして、社員も経営者も「状況に合わせて柔軟に思考や行動を変えることができる」という「変化することを恐れない人であること」が最も重要であると思っています。

変化に対応できるということは、相手の言葉や自分の置かれた状況を冷静に判断し、その真意を汲み取り、必要があれば自分の思考を柔軟に変えることができる、ということです。

つまり、感情が先走らない、ということに換言できると思います。

「感情に支配されない」=「相手や状況を理解できる」ということです。

 

あとは、使い古された言葉ですが、やっぱり「優しい人」が最も重要な要素かもしれません。

 

まとめると、社員も経営者もここが目指すべき着地点かなと思います。

1.立場の違いを理解することができる

2.常に状況の変化に対応できる

3.優しい人であること

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