「一倉定の経営心得」は、いつも手元に置いておきたい本

一度は読んでみたいと思っていた、一倉定氏の本。

こちらは、いわゆる入門書的な感じで、スラスラと読めます。

一倉定氏の語録のようなものです。

 

新書を少し大きくしたサイズで、2百数十ページで、価格は3,564円という破格!

でも、経営における日々大切にするべきことが、分かりやすい言葉で載っていて、納得の価格です。

 

自分の特に好きな言葉は、以下の言葉。

「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、すべて社長の責任である」

ダメ社員がいても、「雇った自分が悪い」と思わないとダメなんですよね。

代表者はすべての責任を負う覚悟がいるということですね。

これは簡単そうでできないことです。ぼくも、最近やっと理解できるようになりました。

「『小さな市場で大きな占有率』こそ、優良会社になる近道である」

ぼくが経営上の参考としている「ランチェスターの弱者の戦略」の典型。

「ニッチ領域で唯一無二の存在」になることが最強ですよね。

独立開業を目指している理学療法士などのセラピストも、自分をニッチ化することが成功への第一歩になると思います。

「組織というものは、いったん出来上がると、奉仕すべき対象よりも、組織それ自体の存続のほうが常に優先するという危険をはらんでいる」

これの典型が公務員。なぜ市役所は変われないのか?それは、奉仕すべき対象に目が向いていないからに他なりません。

長い公務員生活で常に実感していたことです。

「『責任範囲の明確化』自体が、無責任社員をつくりだす」

これも公務員生活で嫌というほど感じた事実。基本的に公務員は、自分のテリトリー以外は、(例え他の部門が困っていても)絶対に手伝ったりしません。

それよりも、「私たちはこの分野以外、できません!」ときっぱり言い切ります。そして、それが許されるのも公務員の特性。

「『若い』ということは抜擢をためらう理由ではなく、抜擢を決める理由である」

ぼくの事業所も、事業拡大に伴い、近いうちに若手セラピストなどの人材募集をかける予定です。

言葉や体の発達の遅れが気になるお子様と保護者のための発達相談室

選ぶなら、経験豊富な方もいいのですが、やっぱり若い人がいいです。

なぜなら若い人は、「挑戦するエネルギー」を持った人の割合が多いから。

逆に若くても、パワーを持っていない人なら、即アウトですけどね。

 

いかがだったでしょうか。

上でご紹介したもの以外にも、目から鱗の言葉がいっぱい詰まっています。

ぼくのように、経営のイロハを学んでいる段階の方にオススメします。

 

コンパクトな本なので、いつも近くに置いておき、時々読み返して自分の進んでいる方向が間違っていないかどうかを確かめたいと思います。

買ってよかったです。

 

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