
こんにちは、西村猛です。
私はもともと理学療法士として臨床に立ち、その後、公務員を経て、今では療育事業やコンサルティングを行う会社を経営しています。振り返ってみると、「セラピストが起業する」という選択肢は、昔の自分(特に公務員の時代)には想像もつきませんでした。
でも実際にやってみると、セラピストの経験やスキルは社会で強く求められていて、ビジネスとして形にすることも十分可能です。今回の記事では、私自身の体験をもとに、セラピストが起業する際に大切なことをお伝えします。
セラピストが起業に向いている理由
セラピストとして働いていると、「もっと自由にやりたい」「現場の限界を超えたい」と感じることがありませんか?
私自身もそうでした。臨床現場では患者さんや子どもたちと向き合う時間が楽しかったのですが、病院や役所のルールに縛られて、「本当に必要なサービスや支援を届けきれていない」と感じることが増えていきました。
セラピストが起業する強みは、
- 現場で培った専門性
- 利用者や保護者からの信頼関係
- 「人を良くしたい」という強い想い
にあります。
これは、ただビジネスを始めるだけの人にはない大きな武器です。
起業で一番大切なのは「マインドセット」
起業してみて痛感したのは、「臨床のスキル=経営のスキル」ではない、ということです。
患者さんを良くすることは得意でも、集客や資金管理、人材育成となると、まったく別の能力が求められます。
最初は当然つまずきます。でも、その失敗から学び続ける姿勢があれば大丈夫です。
私が大事にしているのは、
- 完璧を求めすぎず、まずは動くこと
- 失敗を学びに変えること
- メンターをつくること(コンサルを受けるということではありません)
です。
起業は孤独になりがちですが、一緒に学び、励まし合える仲間がいると乗り越えやすくなります。
実際にやってみて感じたこと
もちろん、起業してすぐにうまくいったわけではありません。
資金繰りで悩んだこともあるし、人材育成で壁にぶつかったこともあります。起業初期の頃は、自分自身の給料は月8万円でした笑。
でも、YouTubeでの発信や講演活動を続けるうちに、多くの方に知っていただき、信頼を積み上げることができました。小さな成功体験を積み重ねることが、自分を支える一番の原動力になったと思います。
これから起業を考えているセラピストへ
「いつか自分の想いを形にしたい」と考えているなら、まずは小さく始めてみてください。
- 副業からでもいいので、とりあえず始めてみる
- 小さなイベントやオンライン講座でもいいので、計画し行動してみる
- 自分の得意なことを発信してみる
そして、専門書だけでなく、経営やマーケティングの勉強も少しずつ始めておくと安心です。
まとめ
セラピストの専門性は、社会にもっと必要とされています。
「起業」という形でその力を広げるのは、とても意義のある挑戦です。
私自身、たくさん失敗しながらも歩んできました。でも一歩踏み出したからこそ、出会えた人や広がった可能性がたくさんあります。
この記事が、あなたが起業を考えるきっかけや背中を押す力になれば嬉しいです。

