久しぶりにYouTubeのサブチャンネル「療育支援者の学校」で動画を更新しました。
今回は、療育支援者のスキルアップに関する話題です。
支援者として、お子さんの評価(見立て)を正しく行うことは大切なことだと思います。
ですが「どのように見立てを行えばいいのか分からない」ということを保育士さんや児童指導員さんからよく伺います。
いわゆる「どのように評価すればいいのか」ということだと思います。
動画では、どのような取り組みを行っていくことが、評価スキルを上げることにつながるのか、といったことを解説しています。
少しだけここでご紹介しますが、それは「仮説を立てること」と「その仮説が正しいかどうかを検証すること」です。
仮説は間違っていてもいいので「お子さんの課題の原因を探すこと」で、検証は「その原因が当たっているかどうかを自分で(他の事象や医学的根拠・文献などから)分析すること」です。
この仮説と検証作業を繰り返すことで、自ずと評価スキルは高まっていきます。
もちろん、この検証があっているかどうかをチェックしてもらう、あるいは意見をもらうことができれば、さらにスキルアップにつながると思いますが、「客観的に自問自答する」形でもいいと思います。
そういう視点で考えると、部外研修に行くことも大事かもしれませんが、自分の頭の中でしっかりと思考することも、ある意味研修(自己研鑽の一部)になると言えます。