保育園の先生方から「給食や机上での活動の際に、椅子にじっと座っておくことが難しい」というご質問をいただくことが多くあります。
すぐに離席する、離席して床に寝転ぶ、といったこともよく見られ、「戻るように言った方がいいのか、そのままそっとしておくほうがいいのか悩みます」とお悩みの方もおられると思います。
子どもがすぐに床に寝転んでしまうのは、「しんどいから」に他なりません。
つまり、持久力が弱いということになるのですが、この理由としては、「いわゆる運動が苦手で持久力が育っていない」または「低緊張の特徴があるので、持久力が育ちにくい」が挙げられます。
この違いについては、お子さんによって違うので、きちんと専門家に評価してもらうことをおすすめします。
それにしても、最近は低緊張のタイプのお子さんが、本当に増えました。
こういったお子さんへの関わり方については、「やる気」や「努力」ではなく、正しい運動遊びを構築してあげることがポイントになります。